総資本営業利益率の見方

総資本営業利益率とは、会社の営業利益をどれだけの資産で稼ぎ出したかという効率を表す指標です。
ここで、総資本と言うのは株主等から拠出された資本金だけでなく、銀行等からの借入金も含めています。
つまり、会社の使うことができるすべての財産を使ってどれだけの利益を稼いだかということです。

 

 

営業利益の金額が小さくても、資産の金額が少なければこの率は上昇します。
逆に営業利益の金額が大きくても、資産も膨大であればこの率はかえって小さくなるかもしれません。犬01
会社が利益を稼ぐためのツールは資産ですが、この活用に無駄が多い会社はこの率が少なくなってしまうのです。

 

 

企業業績を比較する場合、この率を比較することで将来の利益が伸びる余地があるか否かを予測することができます。
つまり、この率が小さい会社であれば、将来の設備投資によってより一層の収益獲得を見込むことができるということになります。
逆に、この率が長期間低迷しているような企業が設備投資をしてもあまり効果はないと思われるわけです。

 

 

上場すると株価が気になる社長さんは多いものです。
そのため、このような率を上げるため資産を購入せずに、リースとして費用だけ計上するような取引が増加しているです。

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